新湊線と「怪しい」線路たち

 新湊線というのは、氷見線・能町駅から分岐する貨物線の「正式名称」
である。貨物線では一般的な「名無し支線」となっていないのは、1951年
まで旅客営業を行っていた名残であるらしい。
 長らく「新湊」貨物駅まで3.6kmの営業キロを有していたが、2003年頃
に能町駅と新湊駅を統合する形で、両駅の中間に「高岡貨物」駅が新設さ
れ、高岡貨物〜新湊は廃止されている。このため、もともと短い営業キロ
がさらに縮んで1.9kmとなってしまった。
 臨港貨物線に特有の「怪しい線路」はかの地でも急速に失われようと
しているが、辛うじて写し止めた「線路たち」を以下にご紹介。

(画像は「高岡貨物」駅付近)

 

 

能町駅の場所がちょっと可怪しいのですが、道路を無視した「線路図」だから実害はないでしょう(笑)。

高岡貨物駅

中越パルプ専用線

旧・新湊貨物駅付近

荻布倉庫専用線

日本曹達専用線

  ※地図上、黒は現役の線路(2007年2月時点)を、赤は廃止された線路を示す。但し、
廃止線は当ページで取り上げたもののみ掲載。万葉線については、黒線が専用軌道、青線
が併用軌道、矩形は専用軌道上の停車場、●は併用軌道上の停留場。

 

 

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