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165系6連の臨時急行が夕陽を浴びて

朝来付近 1987.10

 写真としてはたいした出来じゃないけれども、生涯忘れられないだろう1枚。当時は高校生で、
実はこの年、数学で落第点を取っている(自慢)。ほかにも色々とあって、非常に辛い年であった。
初めて「このまま帰らない方が楽かな」という思いさえよぎったとき、夕陽を浴びながら時刻ど
おり走ってきたのがこの臨時急行。6連のいくらかは急行らしい姿、大好きな『国鉄型急行』の
姿を見ていると涙があふれてきた。サイト内には「失恋ヤケクソ撮影行」のときの写真もシレっ
と掲載しているものの、泣きながら撮った列車なんてこれ以外にはない。
 "夢の時代"に含まれた「悪夢の年」の記録である。

 

 

 

 

鉄道旅情に満ち溢れていた頃の紀伊富田駅

 紀伊富田駅 1988. 9

 11ケ月後の写真になる。クラス編成の
カラクリにより、この年は優等生に変身!
席次がはっきり数字で示される中学高校
6年間で、唯一クラス内1位を取ったの
がこの年の一学期末試験(自嘲)。
 てなことはどうでもよくて、駅周辺の
風情が今は失われた紀伊富田駅の様子。

 

 

え? (自慢)と(自嘲)が逆? 落第の方がカッコいいでしょ。

 詳しくはこちらのページをご覧あれ。サイト開設25周年記念連載として詳しく文章化。