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東邦亜鉛の私有トキ25000サイドビュー

常磐線 泉駅 2004.10

 所有者:東邦亜鉛株式会社 形式:トキ25000 製造数12両 最後の営業用無蓋車
 1999年に新製、台車は経年が浅いのに廃車となったピギーバック貨車からの転用。
高速貨物列車としての走行が可能ながら、撮影時は古いタンク車と編成を組んで専用
貨物列車として運行され、その能力を発揮し切れていなかった。
 相方の「亜鉛焼鉱」専用タンク車が新しく(形式タキ1200)なった後は晴れて高速貨
物列車の一員となり、唯一の現役無蓋車として孤軍奮闘してきたが、2021年、工場の
縮小に伴い運ぶべき「亜鉛精鉱」がなくなったため退役、これにより日本の営業列車
から『無蓋車』が消滅した。