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朝来付近 1987.10
写真としてはたいした出来じゃないけれども、生涯忘れられないだろう1枚。当時は高校生で、
実はこの年、数学で落第点を取っている(自慢)。ほかにも色々とあって、非常に辛い年であった。
初めて「このまま帰らない方が楽かな」という思いさえよぎったとき、夕陽を浴びながら時刻ど
おり走ってきたのがこの臨時急行。6連のいくらかは急行らしい姿、大好きな『国鉄型急行』の
姿を見ていると涙があふれてきた。サイト内には「失恋ヤケクソ撮影行」のときの写真もシレっ
と掲載しているものの、泣きながら撮った列車なんてこれ以外にはない。
"夢の時代"に含まれた「悪夢の年」の記録である。
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