-撮影ウラばなし-

 

 このページに入るためには、説明も何もないのに「なんでこの写真だけクリッカブルなんやろ?」
という疑問を持つ必要がある訳だが、なぜそんな構成にしたかというと、写真にある程度感動など
してしまった人にとっては興ざめになるからである。最初は「最後のページ下部にでも付けようか」
と考え、いやいやせっかくノー・コピー(撮影データ以外に解説なし)でやってきたのがブチコワシ
になる、と考え直し、しかし長時間露光撮影などというものには苦労話がつきもので、撮影者として
は喋りたくってウズウズしている。で、これらを一息に解決しようとして思い付いたのが、この「隠
しページ」の手法なのであった。

 

 

 ウラばなしというほどのことではないけれど、「なんで小樽に北斗星
編成?」という疑問を抱いた方のためにタネ明かし。

乗車日まで消す必要なかったのに……と、画像を保存してから気がついた(笑)。

 定期「北斗星」さえ過去帳入りした現在となっては昔語りだが、かつて冬季
に「山線」まわりのこんな臨時列車が設定されていたのである。
 もっとも、乗ってみたらB個室は空きだらけで、数年で運転が打ち切られた
のもやむなしという感じではあった。
 回送経路の関係か、札幌から小樽までは編成の前後にDD51を1両ずつ
付けたプッシュプル運転、小樽で長時間停車して後部補機を先頭に回した。
写真はこの間にホームへ出て撮影したものである。
 灯かりを落とした「ロイヤル」個室の大きな窓から眺める山線の白い夜景は、
それは見事だったが……。

 

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