シュプール白馬・栂池
シュプール号(臨時急行「シュプール白馬・栂池」)
大糸線 平岩駅 (1993. 2)

 当時、スキーヤー専用列車「シュプール号」はかなりの盛況で、これを電車化する
"だけ"のために「大糸北線」の電化も検討されたという。週末には3本もの臨時夜行
列車が続々と乗入れてきたので、早朝は定期普通列車の走る余地がなくなってしまい、
写真の列車は大糸線内に入ると各駅に停車して、上り一番列車の代走を務めた。筆者
は糸魚川から乗車、通路側に空席を見つけるのにも手間取るほどの乗車率! その後、
スキー人口が減少しバスとの競争が激化したせいかみるみる衰退、あれよあれよとい
う間に全滅してしまった。

 

 

前画面にもどる   「追憶の夜行列車」扉   HOME   次へ進む