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ぎりぎりの条件で撮影名所としては生きているものの、鉄道旅情は死にました

 古座-紀伊田原 1992.10

 古くからの有名撮影地。別荘用に整地さ
れた場所から撮るのだけれど、山の斜面で
樹木が成長して年々撮影可能な立地が狭く
なり
、2014年に聞いた話では、建物の軒下
みたいな位置に立たないと駄目になったと
か(伝聞の伝聞だから"尾びれが付いた"かも
しれない)。
 この当時は空地から撮れたので、私有地
でも"実害"はなかろう、という判断が出来
た。別荘地のことだから建物も無人のこと
は多いだろうが……
(なお、ここも午前中順光で日帰り撮影は
不可能、撮影時は"新宮夜行明け")。
 この古座-紀伊田原は波打ち際を走り、
見老津付近と並ぶ絶景区間である。

 

 

 

有名撮影地の「紀伊浦神-下里」へは行かずじまい。紀伊浦神駅なら特急停車駅から路線バス
も使えるし、いずれ289系でも撮りに行こうか……と思いきや、バスはなくなったらしい(悲)。

 

 

湯川付近 2003.10

 臨時復活運転の気動車急行。一見、入江を渡る
旅情溢れる光景ながら、当時ここはかなり不気味
な場所であった(こんなふうに)

復活運転の気動車急行「きのくに」